| 社側 | | 早朝の時間、リスナーの爽やかな目覚めや一日の始動のきっかけとなるよう、ベテランフリーアナウンサーの中西ふみ子がトークと音楽、そして情報を提供する番組である。番組では月間のテーマを設け、ハガキ・メール・Faxにてリスナーの身近な出来事やエピソードを提供してもらい、共通の話題により“一体感”を持てるよう心がけている。冒頭の音楽コーナーではリスナーの多くが中高年であることを意識し、曲紹介をせずにタイトルを思い出してもらう脳トレ―ニングにした。番組は2000年4月にスタートし、今年4月からは放送開始時間が45分早い午前5時15分から午前6時55分の放送である。そのため、「ジェロのワンポイント英会話」・「懐かしのテーマミュージック」・6時のニュースと天気予報を新設した。
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| 委員 | | 早朝番組にふさわしく、中西さんの語り口が耳に心地よい。季節感がある日常の話題もいい。「なつかしのテーマミュージック」を筆頭に全体の選曲も早起きしているだろう中高年にはなつかしい曲ばかりで、無理なく耳に入ってくる。「ジェロのワンポイント英会話」は会話になってないのが物足りない。英語の問いと答えで会話にして取り上げて欲しい。放送日に合わせて、グランフロント大阪をとりあげたことは単なる話題ではなくニュース性があり、実際の取材もしていることで臨場感もあって良かった。
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| 委員 | | あまり強い印象は受けなかったが、中西さんの語り口には安定感とほのぼの感があり、早朝の寝ぼけ頭を覚ましてくれるにふさわしいかもしれない。しかし、長い不況や閉塞感の反動かもしれないが、深いモチベーションなく、何かにつけ「元気に」を連呼することが社会全体で多いことに個人的には違和感を感じている。そのような流れの中で中西さんの心を落ち着かせてくれる語りに大阪を再生させるような、何か今までにない新しい切り口も期待したい。
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| 委員 | | 中西さんの淡々とした落ち着いた語りと全体のテンポがとても良かった。番組のジングルも良い。冒頭の脳トレーニングを意識した音楽コーナーの発想がとても面白い。「なつかしのテーマミュージック」ではただ曲を紹介するだけではなく、その時代の思い出や出来事も語ると気持ちがもっと入っていける。この「ジェロのワンポイント英会話」コーナーの意図は何か。
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| 委員 | | 1月に、番組で「今年こそは~」をテーマにリスナーからのメッセージを募集したところ、「今年こそは何か勉強したい」という意見がとても多かった。そこでリスナーの知識欲を満たしたい、という思いから英会話講師を経験したこともある演歌歌手のジェロを起用し、英会話レッスンのコーナーを企画した。
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| 委員 | | 丁寧に作られた安心感のある番組だが、番組タイトルから連想するような爽やかさからは少し落ち着きすぎているようにも感じる。最後のグランフロント大阪の話題は「広い、新しい」といった、シンプルな感想だと視覚要素がないラジオでは平坦に聞こえてしまう。ニュースとして取り上げるならば「大阪で人の流れが変わる」というような切り口で紹介するのはどうか。中西さんが取材に自分で行かれたなら、「私はこういう機会に利用したい」というような中高年目線の楽しみ方を提案するのも良いのではないか。
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| 委員 | | 朝の番組の多くが元気なカラーを出す中、少し大人しすぎるように思う。しかし、番組のリスナーの多くが中高年ということから元気すぎるのもそぐわないかもしれない。「ジェロのワンポイント英会話」は初めてこの番組を聴いた人にはジェロがどんな人かわからないため、きちんと演歌歌手のジェロ、と紹介すべきだ。
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| 委員 | | 選曲について、淡々と歌手と曲名を紹介するだけでは物足りない。流す曲の時代背景や同時代の流行語などを入れると中高年層は流し聴くのではなく、そこに自分の歴史を重ね、感情移入して毎日聴こうと思うのではないか。ウォーキングしながら聴くリスナーもいると思うので早起きの中高年の朝を充実させる番組を狙って欲しい。
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| 委員 | | 中西さんの落ち着いた声を聴きながら朝を過ごすと充実した1日を過ごせそうだ。「ジェロのワンポイント英会話」は短い時間だが、文法解説やフレーズの使用例など語句の根拠や理屈の説明があれば、よりリスナーの記憶に残るのではないだろうか。
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| 委員 | | 中西さんの安定した声や解説は中西さんの世界観が番組全体を包むようであり、パーソナリティにとって理想的な形である。グランフロント大阪についてもイメージ通りの柔らかいコメントで良い。番組の中で個人の思い出や感想などをもう少し語っても良いかもしれない。しかし、深く踏み込まないところが、かえって大きな個性となっている可能性もある。中西さんの熱烈なファンで番組を聴いているリスナーも多いと思われるので中高年層の顔となるべく、番組をつづけてほしい。
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| 委員 | | 自分の私生活を前面に出して番組を作るパーソナリティが多い中で中西さんの私生活を出さない語りはむしろ新鮮だ。他にはない魅力であり、これを活かした番組作りをしてほしい。
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| 社側 | | 貴重なご意見ありがとうございました。
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