| |
|
|
| 社 側 | | 安ければ安い程良い、いや良質や高い価値を求めるのであれば相応の負担をしてもよい、
という両極の議論があった。BtoBからBtoCへと、現地から直接消費者へと流れが変わりつ
つあり、仲介の人たちが必要なくなり、雇用がますます不安定になっていく流れが、250円
弁当の取材で明らかになっていた。正規雇用がますますなくなり、非正規雇用へと大きな
流れになっている。不況の中で安さを追求することは、企業にとって極めて深刻な状況で
ある。賢い消費者になろうとしても現実にはそれを阻むいろいろな問題がある。つまり、
いくら質や価値をと言っても、格安弁当しか購入できない人たちと高額な弁当を買える人
たちの二極化もまた、現実に存在している。250円弁当から、日本の経済の抱える大きな影
がちらちらみえてくる。弁当の価格から、企業努力が益々必要なとから研究が益々盛んに
なり、また省エネの視点から喜ばしいことではあるが、さらに一歩踏み込んで、我が国が
抱える雇用や経済問題にまで、もう少し鋭いメスを加えていれば、番組の価値もさらに高
くなったのでは。いずれにしても、たった1つのデフレ弁当の価格から、その背景に極めて
いろいろな、また、大小の問題があることを考えさせられる番組であった。
|
| 委 員 | | ラジオで放送するメリットが欲しかった。テーマや問題提起は解るが番組としての聞き
応えが欲しかった。桂春蝶さんのコメントは、局が制作したのか?
|
| 社 側 | | 局が制作した台本をベースに話をしてもらった。
|
| 委 員 | | 落語の着物を使った比喩のコメントはわかりやすかったが、一部意味が理解できなかっ
た。親しみもあり、トークの間も良い桂春蝶さんを起用したことは成功だったが、彼の持
ち味が出ていなかった。
興味持って番組を聞いたが、取り上げたテーマが大き過ぎるので番組で答えが出ていない。
番組の意図はかう、出演者の個性をもっと出して欲しかった。もう少し対談があれば
良かったのではないか。
|
| 委 員 | | 今回取り上げたお弁当のお店は、移動販売なのか?それとも店舗があるのか?容器メー
カーと容器の卸しは違うのか?
|
| 社 側 | | お弁当屋は、店舗がある。今回番組を制作して知ったのだが、容器にはメーカーと卸し
がある。
|
| 委 員 | | もし、卸しを外すとよりお弁当は安くなるのか?
|
| 社 側 | | その点は、今後追求していきたい。
|
| 委 員 | | 容器メーカーを逆にたどる内容も面白いのではないか。桂春蝶さんは、狂言回しなので
個性は出なくても良いのかもしれない。大阪人にとってケチと節約は違うのでそのあたり
を表現してほしかった。企画意図は良く、女性らしさも出ていた。
|
| 委 員 | | 30分でまとまっている番組であった。しばしば仕事でお弁当を利用するが、完成したお
弁当の価格、容器、中身、味付けは徹底的に吟味し、セレクトするがこの番組のような所
までは考えていなかった。お弁当は最終的な作品だから、トレーサビリティの話は、面白
かった。
お弁当は中に入れるものが決まっている。野菜に関して取材を行ったのであれば、お弁
当にしか入れない食材も追求してほしかった。
普段私たちはお弁当を千個、二千個というオーダーはしない。つまり、様々な形のお弁
当箱があるのだから、価格だけでなく容器やその質までも追いかけて欲しかった。
|
| 委 員 | | この番組の考え方、例えばデフレは止めなければならない、お弁当産業がなぜこのよう
な構造になったのかなど、いきさつが解るような部分が欲しかった。
今回取り上げたお弁当屋さんは、メニューが毎日変わるのか?食材によって値段が変動
するのか?などリスナーとして疑問に感じる所が多数あった。突っ込んだ問いかけがなか
った。
お弁当屋さんを始め、みなさん儲からないとコメントがあったが、具体的な数字を示して欲しかった。
セブン・イレブンのお弁当に関するインタビューではコストだけが問題ではないという
二極化について言及があった。その点を突っ込んだ内容があっても良かったのではないか。
番組の取り組み姿勢がよく分からなかった。
|
| 委 員 | | 時事のテーマを取り上げて取材を行う関西のテレビ局、報道番組が取り上げるような構
成であった。わかりやすく、リスナーも無理なく聞くことができたと思う。色々なインタ
ビューも実体がわかりやすかった。
番組のキーメッセージは、安い物だけを追求する考え方は社会に不利益を与えることも
あるという事だと思う。ただ、このメッセージを取り上げるには、反対の意見を踏まえな
いといけないのではないか。
格安お弁当を提供している会社は、企業理念に基づき、安さの追求をおこなっているの
だと思う。その点を紹介し、その一方でセブン・イレブンは、ある程度の金額は頂くがク
オリティと安全をお届けしたいという考えを紹介することで、それぞれの対比する意見を
紹介し、リスナーが判断するという構成にすべきではないか。
最後に産経新聞の安本さんが、“格安には功罪がある”という言葉がこの番組をうまく
集約している。
全体としては良い番組だと思うが、公平性にも留意したメッセージの発信を行って欲しい。
|
| 委 員 | | 桂春蝶さんの語り口で大阪ローカルの特徴が出るのかと期待した。デフレスパイラルと
いう日本全体の大きな経済現象を検証するという番組であるが、大阪は良い物を安く販売
するという社会であり大阪の歴史的にも知恵、工夫で色々な物を作り出してきた土壌があ
ると思う。そのような内容が欲しかったので残念であった。番組の手法は、面白いと思う。
インタビューで答える人が一人で語る形になるので、大阪弁で本音を引き出すような会
話で展開すると良かった。インタビューを受ける人も建前的にならざるを得ない部分もあ
ると思うので不満足であった。
|
| 委 員 | | レタス1つでどれだけのお弁当をつくれるのか?家庭であれば10回分のサラダができ
るが、お弁当であれば何百個できるのだろう。一羽の鳥でどれくらいのお弁当ができるの
か?などそんな展開があれば、よりわかりやすい番組になったのでは。
|
| 委 員 | | タイトルは面白い。
|
| 社 側 | | 貴重なご意見ありがとうございました。
|