| |
|
|
| 社 側 | | この番組は、土曜の午後に癒しのひと時をというコンセプトで企画した生ワイド番
組である。パーソナリティは、「バンザイ歌謡曲それっ!」「街角ステーション 僕らのラジ
オ」で、4年にわたりゆったりと安定したトークで定評の高岡美樹である。彼女の人なつ
っこく、聴く人の心のヒダに入り込む話し方は数多くのリスナーを虜にし、今ではラジオ
大阪を代表する女性パーソナリティに成長している。この日のオープニングトークは、ケ
ガが屋外よりも、部屋の中で起こる事が多いという身近な話題を取り上げた。この番組で
は、コーナーとしてラジオ大阪が年末に実施している「ラジオ・チャリティ・ミュージッ
クソン」の募金協力店に電話インタビューを行う「Mソン・町の応援団」、演歌歌手がJポ
ップスをカバーしているコロムビアレコードの企画アルバム「エンカのチカラ」から高岡
美樹が独特の節回しで紹介する「エンカのチカラ」、日本赤十字社の提供番組での献血情報
をお届けしている「献血大好き!」、そしてゲストコーナー、エンディングトークという構
成で2時間をお届けしている。
|
| 委 員 | | 番組の内容は、特別印象に残る番組ではなかった。
しかし、出演者をパーソナリティと呼ぶラジオでは、リスナーはしゃべり手の人柄を聞い
ている感があり、人柄が声に表れて、その声が心地よければ何時間でも聞くことができる
と思う。この番組は、まさにパーソナリティの魅力、人柄が心地良く残っていたので、番
組の中身は記憶に残らなくても良いと思う。ラジオは、パーソナリティに誰を選ぶかとい
う事が番組のすべてだと思った。何をしゃべるかの中身ではなく、その魅力があれば番組
が成り立つというところが、ラジオならではだと思った。
また、高岡さんがどのような人であるかを想像しながら聞いたので、想像していた年齢よ
り声が若く聞こえる事に驚いた。
|
| 社 側 | | 番組制作者としては、2時間の番組内で少し印象に残る何かをとは考えているが、このよ
うにお褒め頂いてうれしい。
|
| 委 員 | | 一般的には良くないと言われている常間であったが、ラジオの番組なのでかえって
聞きやすかった。イージーリスニングな番組だ。聞いている時は、特別印象に残るところ
はなかったが、全体を振り返ると話題が丁寧に選ばれていたと思うが、あっと思うところ
は欲しい。番組冒頭のリビングルームについての話題は、もう少し詳しい話の展開があっ
ても良かったと思う。ただ、メッセージ性が強すぎると、聞きづらくなると思うので注意
してほしい。
ゲストで登場した宝塚の元娘役も、宝塚という特別なイメージがある方も、高岡さんとの
やり取りを経て、とってもなじみやすく、普段のインタビューなどとは違った素の部分を
垣間見ることができて良かった。
|
| 社 側 | | ゲストに対しては、パーソナリティとしてではなく、一個人として聞いてみたいと
思うことでやり取りするようにお願いしている。
|
| 委 員 | | テレビは、直接見ている人に語りかけられると違和感を感じるが、ラジオは、直接
聞いている人に語りかけることで、パーソナリティーとリスナーとの特別な関係が成り立
つ。
事前に番組を聞きながら高岡さんのトークに相づちを打ちながら番組を楽しむ事ができた。
相対会話が非常にうまく、大阪の女性ならではの暮らしの感覚を持っている。また、相手
に合わせた目線で会話を繰り広げていたので心地良かった。
|
| 委 員 | | ラジオは、面白いメディアだと思う。ある程度の節度は必要だが、自分が見た事、
聞いた事、感じたことを語るサービス精神が必要だ。この番組は、この時間帯にふさわし
いサービス精神があった。年齢より若い声ではっきりと語り、リスナーとラジオを通して
コミュニケーションができていたので良い。言葉に説得力があり、細かい所まで行き届い
ていた。
また、アンチエイジングステーションにふさわしい内容も取り入れてあり、リスナーの手
紙に反応したりときちんとしていた。
ミュージックソンの募金箱を設置頂いている協力店に電話するコーナーでは、インタビュ
ーした酒屋の女性の明るさでコーナーが引き立っていた。ただ、途中で入った募金に関す
る言葉に対しては、善意でいただくお金に対して残念な切り返しがあった。お店の電話番
号を言う下りも高岡さんがお店をおもんばかって言ったのかもしれないが相手が断ってい
るのだから食い下がりすぎだったように思う。
|
| 委 員 | | 話題に出てくる中央郵便局に関する部分は、現在移転しているのでどこにあるか程
度の説明がほしかった。大阪弁は演技的な部分があるが、普通におしゃべりをすれば良い
と思う。
|
| 社 側 | | ミュージックソンのコーナーにあったように、アドリブや調子が乗ってくると雑な
大阪弁になる一方、緊張すると共通語のようになったりと無意識で番組にふさわしくない
言葉が出てしまうようだ。
|
| 委 員 | | 高岡さんの歯切れ良い声は聞き疲れることなく、楽しめた。ミュージックソンのコ
ーナーでは、高岡さんの人気の高さを知ることができ、また、インタビュー相手の状況を
想像することができる良い内容であった。
冒頭の家庭内事故については、加齢とともに筋力はじめ体力が低下し、自分自身を支える
ことができなくなり、バランスを乱すことによって転倒が多くなるのでアンチエイジング
対策として運動能力の低下予防について触れてほしかった。
番組全体を通してなぜこの番組がアンチエイジングタイムなのかがわからなかった。アン
チエイジングに関する情報を提供しているからなのか?
「献血大好き」というタイトルも違和感を感じた。高岡さんが献血が好きな方なのか?
献血の重要性を力説している良いコーナーなのにタイトルが残念だ。
|
| 社 側 | | アンチエイジングについては、ラジオ大阪全体のステーションコンセプトなので番
組でも随時取り上げているのでアンチエイジングタイムというフレーズを使っている。
|
| 委 員 | | 高岡さんが自身の怪我からリスナーにも「気をつけて」とさらりと呼びかけている
気配りに好感が持てた。毎週この番組を聞いている人は、高岡さんのファンが多いのだろ
うか?
高岡さんの色が濃いように感じた。インタビューも普通の展開ではあるが、単に騒がしく
て内容がわからない事もなく、周りの雑音も耳障りにならず、きちんと聞けて良かった。
ゲストは声しか聴けないが、容姿や活動に興味がわいた。こういう所もラジオの魅力では
ないか。番組のHPもきちんと更新されており、番組と合わせて楽しめる。
2時間内に、毎週10分でもいいので、この番組のリスナー層に役立つような最新の生活
情報や流行っている事を紹介するコーナーがあるとさらに充実した番組になるのではない
か。
|
| 委 員 | | 自分が足を打った話が長すぎる。固定ファンには、失敗談などは面白く感じ、身に
つまされる聴取者も多いかもしれないが、一見のリスナーにはつまらなく冗漫であった。
高岡さんの声は親しみやすく、滑舌がしっかりしていて聞き取りやすい。ただ、番組全体
が大阪弁だったので、庶民的な印象がある反面、反感を買う場合もあるように思う。
|
| 委 員 | | 高岡さんは、1人で目の前に相づちを打つ相手がいない環境でありながらきちんと
したトークが展開できている所がすごい。また、面識がないインタビュー相手に対しても
間の取り方や声のかけ方など寄り添っているような話し方は関心した。全体として特別印
象に残るような内容や大きなテーマといったものはないが、日常的なリアリズムに徹して
いるところは魅力だと思う。
|
| 社 側 | | 番組では、新聞などから見つけた話題は二次的なものとなるので、高岡さん自身が
体験した日常の話題を中心に扱っている。本人の人柄の良さは出ていると思うが、制作者
として物足りない気がしていたので、リスナーに何か印象に残る事をと考え、話題の中で
自身の考えも多少話す事を心がけるようにお願いしてる。
|
| 委 員 | | 話題に関して、自然な対応ができるのは良いと思うが、何か意見を言わなければな
らないという姿勢になると高岡さんのパーソナリティの良さが崩れてしまう。 大阪弁には
少し違和感はあるが無理せずに慣れた調子で話をする方が良いと思う。
|
| 委 員 | | 高岡さんのフリートーク部分は多いのか?
|
| 社 側 | | トークの時間が少ないので、自分のキャラクターを出し切れていないと思われる所
もあり、試行錯誤中である。
|
| 委 員 | | 話題が具体的で、暮らしの中にあるネタで展開しているので、ネタ切れになること
が、あると思う。今まで以上に経験を重ねることでより親しみやすいトークにつながると
思う。
|
| 社 側 | | 話題に関しては、これまでの番組で高岡さんが一人旅というコーナーがあったが単
なる旅報告になっていたりした経緯があるので、この番組では日常の範囲の中で何か見つ
けた事を話す方がリスナーにも興味を抱いていただけるのではないかと感じ実践している。
|
| 委 員 | | 事前の打ち合わせはどのくらいの時間行っているのか?
|
| 社 側 | | トークの概要については確認しているが、内容の確認は行っていない。ベテランの
パーソナリティなので具体的な指示などもあまりしていない。
|
| 委 員 | | ラジオは、日常のメディアなので、特異な話題は必要ない。高岡さんらしさを保っ
てこれからもがんばってほしい。高岡さんが番組の放送後に、今日も楽しくおしゃべりが
できたと思うくらいが番組としても良い物になっているのではないか。
|
| 社 側 | | 貴重なご意見ありがとうございました。
|