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本日審議していただく「出発進行!うめじゅんです」は、毎週土曜日朝7時から10時まで放送している3時間の生ワイド番組である。メインパーソナリティに元関西テレビアナウンサーの梅田淳氏、番組アシスタントに“タレント兼介護ヘルパー”として活躍する河上ひろみさんを迎えて今春(2006年4月)スタートしたばかりの番組だ。毎時「00分」と「30分」にニュースを挿入するなどラジオならではの“速報性”を意識し、それについて梅田氏が独自の観点から意見しながら旬の話題に広がりを持たせている。番組内で使用する楽曲についても、番組のコアターゲットである45歳から55歳の男女を強く意識し、1960年代から70年代にかけてヒットした「懐メロ」を中心に、毎週8曲程度選曲して放送している。出演者二人の嗜好や個性を考えたうえで、番組内のコーナーについても内容を吟味して放送している。
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団塊の世代に元気を与えることが梅田氏をパーソナリティとして起用したことの大きな目的のひとつだと推測するが、彼が持っているタイプの元気さ——早口に言葉を並べ、声が大きく、人間的に“熱い”という側面は、我々が本当に元気づけられる要素とは微妙にずれがあると思う。長くキャリアを積んできたプロのアナウンサーにしては、梅田氏の言葉の使い方に幾つか誤りがある点も気になった。
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| 委 員 |
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趣旨と実際の放送内容に乖離のあるコーナーがある。扱う題材自体は意義のあるものだったが、敢えてそのコーナーで取り上げるだけの必然性が伝わってこなかった。梅田氏の相方として番組アシスタントを務める河上さんの語尾の抑揚が(若者言葉調で)気になった。40代〜50代をコアなターゲットとして見込んでいるのであれば気をつけるべきだ。
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| 委 員 |
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番組が始まって間がないことも要因としてあるのだろうが、梅田氏が気張りすぎている。もう少し静かで穏やかな調子で、深みのあるトークを聴きたい。
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| 委 員 |
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番組内テーマの選別は良い。禁煙問題、高齢者問題、現代の子供の健康問題などは、いずれも社会的に大きな問題になっておりポイントを突いている。ただ、各テーマについてもっと深い“掘り下げ”が欲しい。
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| 委 員 |
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梅田氏は滑舌が良く聴き取り易かった。ただ、一部に社会的な背景を捉えていないと思われる発言があったので、ナーバスな問題を取り上げる際は慎重に言葉を選んだ方が良い。
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| 委 員 |
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梅田氏のトークは元アナウンサーだけあって分かり易くテンポも良い。しかし、話題の転換にやや強引かつ単純なところもあった。
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| 委 員 |
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梅田氏のトークは活力に満ちており、終始気持ち良く聴くことのできる番組だ。ただ、本人の肩に力が入り過ぎている感がある。ニュース口調はもう止めて、もっとリラックスして梅田氏の“素顔”を出した方が良い。
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| 委 員 |
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聴いていて元気をもらえる番組だ。ただ、梅田氏が一人で喋り過ぎるシーンが見受けられた。梅田氏の番組なので本人が前面に出るのは当然なのだが、河上さんの存在感をもっと引き出した方が全体としてのバランスが良いと思う。番組内で広く教育問題をテーマに梅田氏が持論を展開する部分があったが、一部に自己解釈による論理の飛躍があり気になった。まだ番組がスタートして間もないせいか、出演者二人の呼吸が微妙にずれている。元気の出る明るい番組には違いないので今後に期待したい。
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| 委 員 |
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梅田氏は早口だが、声に力があるので決して聴き取り辛くはない。常に全力投球な姿勢もよく伝わってくる。ただ演出上、氏の個性に触れることのできる部分をもっと増やした方が良い。河上さんもベテランの域に入ったタレントだけに概ね違和感なく聴けたが、本人の癖なのか「ウン」という相槌だけは耳についた。
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| 社 側 |
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河上さんはタレントとして一定のキャリアを積んでおり、分野によっては名の通った方である。ただ、梅田氏の“アシスタント”という役割においては力を発揮できていない部分が確かにある。これから注意していく。
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| 委 員 |
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梅田氏は発言の際に気を使い過ぎている印象を受けた。もっと自分の意見を素直に表現しても良いのではないか。それがやがては“梅田節”というか、梅田氏のキャラクターとして定着していけば良いと思う。河上さんの相槌の打ち方、受け答えに違和感が残る。
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| 社 側 |
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貴重なご意見ありがとうございました。
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