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[第488回 大阪放送番組審議会議事録]


1.開催日時   平成18年6月14日(水)午後2時00分〜午後3時00分

2.開催場所   クラブ関西

3.委員の出欠
委員の総数9名
出席委員数9名
出席委員の氏名井上 宏井上チイ子
尾埜善司成瀬國晴
たつみ都志徳永正明
岡田邦夫(書面参加)
岡本直之(書面参加)
河内厚郎(書面参加)
放送事業者側出席者の氏名佐藤賢三銭谷権治
本村忠司兼田健一郎

4.議題

1)平成18年番組審議委員会委嘱

2)ミュージックカフェ いいおとな

3)その他

5.議事の概要

議題1)について
社側から委員各位に平成18年度番組審議委員の委嘱状を手渡した。また、委員の互選により番組審議会委員長に井上宏氏、副委員長に井上チイ子氏を選任した。

議題2)について
『ミュージックカフェ いいおとな』について企画意図と内容を説明し、その後聴取いただいて審議に入った。

6.審議内容
社側 「ミュージックカフェ いいおとな」(毎週月曜日〜金曜日 21時30分〜22時30分放送)は、『アンチエイジング』という当社の掲げるステーションコンセプトにのっとりスタートした、大人のための音楽番組である。40代以上のリスナーをターゲットとして意識したこの番組は、次の4つの基本骨子に基づいて番組作りを行っている。まず、「いい音楽」。J−POPや最新の洋楽を聴くには歳のせいか疲れてしまう。そんなリスナーに“AMでもFMでも最近耳に出来ない”1965年〜1985年頃にかけてヒットした、彼らの青春時代の音楽を中心に、いまだから聴きたい、聴き始めたい音楽をお届けしている。次に「元気」。リスナーと同時期に青春時代を過ごしたミュージシャンの“いま”のサウンドを届けることで勇気を与え、青春時代の音楽を聴いてもらうことで、輝ける“あの頃”の元気を思い出してもらいたい。そして三つ目は「コミュニケーション」。ブログなどのツールも積極的に活用し、リスナーとの2WAYコミュニケーションを図りながら、情報や感動、心の若さの共有を目指している。基本骨子の最後は「癒し」である。心の休まる音楽、そしてトーク。弾き語りやオリジナルの詩の朗読で、1日の終わりのひととき、リスナーに心と体をクールダウンする時間を提供していく。この4つの基本骨子を番組の中にバランス良く配置することで「聴くアンチエイジング」を実践している。日替わりで出演するパーソナリティの個性に応じて曜日毎に番組の“聴かせどころ”を吟味し、その特色をより強く際立たせるためコーナー内容にも工夫を凝らしている。
委員 旧来若者向けの番組を放送していた時間帯に、コンセプトの確立された大人向けの番組を配置した取り組みを評価したい。選曲のセンスも良く、聴く者にロマンティックな印象を抱かせる。今後の展開が楽しみな番組だ。
委員 番組の趣旨は理解できるが、番組スタートから3ヶ月足らずということで、まだ手探り状態という印象を受けた。選曲には納得できるが、パーソナリティのキャラクターが弱いというか、「おとな」というイメージとは距離を感じた。番組そのものにはこれからに期待できる部分が多く、今後の展開に期待している。
委員 実際に番組がターゲットとして掲げる「40代以上」の私にとって、最近耳にする機会が無くなった、懐かしい曲が多用されており、聴いていて穏やかな気分になった。番組のコンセプトは間違っていない。ただ過日、番組を車の中で聴いていたのだが、火曜日担当の鈴木トオル、木曜日担当の塩谷哲の声が聴き取り辛かった。車で番組を聴く習慣を持つ人にとって、2人の声質は相性が悪いと感じた。
委員 これまであまりなかった種類の番組で、“新鮮さ”を感じ、しかも安心して聴くことのできる素敵な番組に仕上がっている。アンチエイジングという観点からみても、それに相応しい番組だと思う。ただトークの中身について、ある程度各パーソナリティの個性に任せているということだが、話が専門的かつ難解で一般リスナーには理解できないと思われる部分もある。あまり専門的な話に偏ることのないよう注意した方が良い。選曲について、現状では洋楽のウェートが高いようだが、邦楽は勿論、コマーシャルソングやアニメソングなどにも選曲の幅を広げてみてはどうか。
委員 「ミュージックカフェ いいおとな」という番組タイトルの持つ語感と、それを読み上げる冒頭のナレーションが秀逸だ。ただ、各パーソナリティのトークについて日本語の使い方が気になった。語尾の抑揚が現代の若者言葉調になっており、「40代以上」のリスナーは違和感を覚えるのではないだろうか。それぞれ舌足らずで、語彙が乏しい点にも改善の余地を感じる。さらに説明口調が多いのも気に掛かる。「癒し」を求めて番組を聴いたとしても、堅苦しい説明が多いとかえって疲れてしまう。リスナーに説明して理解させるのではなく、感じてもらえるような番組にして欲しい。
委員 普段の目安として1回の放送(60分間)につき、10分間をニュース及びCM、20分間をトーク、30分間を音楽というバランスで構成している。事前に試聴いただいたサンプルテープは、この番組がどんな番組かを明確に把握していただけるよう編集を加えたものである。よって、説明調な語りの部分が多く堅苦しい印象を与えてしまったかもしれないが、普段の番組を60分間通して聴く場合には違和感は少ないと思う。
委員 この番組において「世代」というものがひとつのキーワードになっていると思うが、「出演者」と「制作者」については、それぞれ何歳ぐらいの人が担当しているのか教えて欲しい。
委員 出演者は40代から50代で、出演者の年代をそのままコアなリスナーターゲット層として想定している。ただし使用する楽曲については、より幅広い年齢層の方に楽しんでいただけるよう30代後半から60代と、想定する年齢層の幅を若干広げて選曲を行っている。番組制作については、30代後半の者を中心に配置している。
委員 パーソナリティそれぞれに個性があり、言葉が明確で情感も出ているように感じた。ラジオの喋り手として日本語の使い方に難があり、一部に専門性の高い難解な話が取り上げられているなど改善の余地はあるが、成熟していくにつれリスナーからの支持が得られる可能性を感じさせる番組だと感じた。
委員 トークが柔らかくて優しく、かといって聴く者に聴き流すことをさせない。不思議な気分にさせてくれる番組で、いつしか集中して聴き入っている自分がいた。選曲が非常に良く、耳に心地よく感じるサウンドが多かった点にも好感が持てる。番組を聴いていて、時代ごとの音楽がその時代の感受性の鋭い人たちの感性を育んでいるのではないかと感じさせられた。ただ一部に専門的かつ難解な内容があり、もう少し咀嚼して紹介して欲しかった。全体的に楽な気持ちで聴くことができ、まるで何年か前に戻ったような感覚になった。アンチエイジングは五感を研ぎ澄ますことによって、また感性を育むことによってその効果が期待できるものだと思う。耳に心地よく、まさに「聴くアンチエイジング」を実感できる番組に仕上がっているように思う。
委員 リスナーは男性と女性、どちらの比率が高いのか。
社側 パーソナリティに固定ファンがついているため曜日によって異なる。メールのリアクションだけでいうと、鈴木トオルが担当する火曜日と塩谷哲が担当する木曜日は圧倒的に女性が多い。長田和彦の月曜日は男女比がほぼ均等、西村由紀江と尾崎亜美がそれぞれ担当する水曜日と金曜日は、両者に深い思い入れを持った男性に加え、初めて聴いたという女性が回を追う毎に増えているという印象だ。
委員 音楽は耳で聴くものであり、ラジオのそれを伝える力はテレビに劣らないと思う。最近の音楽はダンス重視のもの、歌い手のヴィジュアルを重視したものが多いように思うが、この番組で扱っている音楽は「音」そのものに魅力があり、時代を超えて多くの人に親しまれてきたものばかりだ。音楽を核とし、一流のアーティストがパーソナリティを務めるこの番組は、まさに「いいおとな」向けの上質な番組に仕上がっている。番組がターゲットとして掲げている40代以上の人は「いいおとな」であると同時に、多忙な毎日を送りストレスを多く抱える世代でもあると思う。良い音楽には人をリラックスさせる効果がある。この番組が「いいおとな」にとって、ある種の清涼剤になることを期待している。
社側 貴重なご意見ありがとうございました。

7.審議会の答申又は改善意見に対してとった措置および年月日
な    し

8.審議会の答申又は意見の概要を公表した場合におけるその公表内容・方法及び年月日
「番組審議会だより」 (第488回大阪放送番組審議会議事録の要約)
「もっと知りたい!OBC」内で放送
放送日 平成18年7月15日(土)午前6時35分〜午前6時45分

「番組審議会だより」 (第488回大阪放送番組審議会議事録)
ラジオ大阪ホームページ(http://www.obc1314.co.jp)に掲載

9.組審議会の議事録の原本は事務局立ち会いのもと閲覧に応じる。

10.その他の参考事項
な し

以    上