会社概要会社地図大阪放送放送基準大阪放送番組審議会
サイトの利用にあたりOBC放送エリアラジオ大阪の歴史プレスリリース国民保護業務計画

[第483回 大阪放送番組審議会議事録]


1.開催日時  平成18年1月13日(金)午後2時30分〜3時30分

2.開催場所  クラブ関西

3.委員の出欠

委員の総数 9名
出席委員数 9名
出席委員の氏名

井上 宏、井上チイ子、岡田邦夫 、岡本直之、尾埜善司、 河内厚郎、たつみ都志、成瀬國晴、徳永正明(書面参加)

欠席委員の氏名
なし
放送事業者側
出席者の氏名
佐藤賢三、銭谷権治、本村忠司、兼田健一郎、藤野浩史


4.議 題
1)別冊ミラクル 〜アンチエイジング宣言〜
2)その他    

 

5.議事の概要

議題1)について
『別冊ミラクル 〜アンチエイジング宣言〜』について企画意図と内容を説明し、その後聴取いただいて審議に入った。


6.審議内容

社側 昨年秋に「アンチエイジングステーション宣言」を行った当社は、日本抗加齢協会公認のオフィシャルステーションとなった。当社は、今後「アンチエイジング」の理念を編成コンセプトに取り込んでいくことになっており、その中核に位置するのがこの番組である。この番組は『むさし・ふみ子の朝はミラクル!』(月〜金 午前6時50分〜午前8時52分)の日曜版として今秋スタートした。SF作家のかんべむさしと、浜田晶子が様々な分野の「アンチエイジングなゲスト」をスタジオに迎え、幅広くアンチエイジングライフを提案している。番組内には、“ゴッドハンド”とも言われるカリスマ美容アドバイザー・佐伯チズの「ワンポイントアドバイス」や、栄養士の中沢るみによる「おいしいアンチエイジング」などの人気コーナーもある。また、音楽もアンチエイジングには重要という位置付けから、こだわりの選曲を心掛けている。
委員 日本が豊かになったことを感じさせる番組だ。番組で取り上げられていたカラーセラピーにしてもそうだが、薬物に頼らない治療法が、新しい医療として医学界でも急速に浸透してきている。同様に、アンチエイジングという概念についても注目が集まっており、これからの高齢化社会の中で今後ますます盛んになっていくテーマだろう。その観点からも有意義な番組だと感じた。
委員 2007年問題が間近に迫る中、「アンチエイジングステーション」という、局としての基本コンセプトを他局に先駆けていち早く打ち出したことを評価したい。「アンチエイジング6か条」にも頷けるし、番組自体のテンポも良い。女性を強く意識した番組構成だと感じたが、ターゲットとして意識している層を教えて欲しい。
社側 当社自体45〜55歳の男女をコアターゲットとした編成方針を採っている。当番組でも、同様の層を意識して番組制作にあたっている。現状、アンチエイジングという概念については男性よりも女性からの関心が高いため、自然と女性を意識した構成になっていきがちだが、例えば有名百貨店の紳士服売場のスタッフに男性のお洒落についてワンポイントアドバイスを貰うなど、男性向けの情報も随時盛り込み、女性のみならず男性リスナーも取り込む番組づくりを心掛けている。
委員 全体的なことを言うと、45分間という番組時間の中で、週替りゲストコーナー、美容情報コーナー、食材のコーナーという3つのコーナーを展開するのは多少窮屈に感じた。ただし、それぞれの出演者が話し慣れており、その点では聴き易かった。
委員 番組司会者であるかんべむさし氏の「SF小説作家」としての個性——彼がパーソナリティでなくてはならない必然性が、いまひとつ番組に反映されていない。さらに、今回に限ってのことなのかもしれないが、アンチエイジングという概念の捉え方が、“カラー”や“肌”、そして“食事”といった「現象(肉体)面」からのアプローチに偏っている印象を受けた。そもそもアンチエイジングとは、「現象(肉体)面」と「精神面」を両輪として成立するものだと思う。だからこそ「精神面」からのアプローチも不可欠だと思うし、今後の番組作りに活かして欲しい。
委員 番組のみならず局単位で言えることだが、アンチエイジングという時代のキーワードに目を付けた着眼点が素晴らしい。パーソナリティについて言えば、社会が急速に発達を遂げる現代においてはSF小説作家のアイデンティティが希薄になってしまったせいか、かんべむさし氏について地味な印象を拭えないが、語り口は自然であり決して悪くはない。全体の構成も良く、聞き取り易かった。これからは男性からの視点をもっと多く盛り込んでいくなどし、より一層バランスのとれた番組になるよう期待している。
委員 サードエイジ——つまり、仕事や子育てから開放され、自分自身のために豊かな暮らしを築くことができる“人生の充実期”をどう生きるかということは、現代に生きる中高年世代にとっての大きなテーマであり、「ラジオ大阪=アンチエイジングステーション」という打ち出し、そしてその延長線上にあるこの番組の持つ意義は非常に大きいと思う。番組を通して元気を貰った。
社側 自分自身の周りにもいるが、歳を重ねてもお洒落に気を使っている人は、やはり身 も心も若々しい。この場合、お洒落に気を使うこと自体が既にアンチエイジングであり、決して難しいことではない“アンチエイジング”を分かり易く伝えるこの番組は非常に興味深い。強いて注文をするとすれば、1回の放送につきテーマを幾つも盛り込むのではなく、ひとつひとつを深く掘り下げていくなどし、今後もより一層番組の質を高めていって欲しい。
委員 最近アンチエイジングという言葉が大変もてはやされているが、個人的にはアンチエイジングが至上の概念かといえば、そう一筋縄でいくものではないと思う。そもそも、アンチエイジングというのは薬を飲めばどうこうというものではなく、肉体と精神とが密接に絡み合った問題だからである。更に言うと、「エイジング」自体否定されるべきことなのか。自分の趣味である音楽でいえば、本当に良い“スピーカー”は「エイジング」を重ねるほど逆に味のある良い音を出すものだ。この場合「アンチエイジング」こそが「アンチ」されるべき問題であり、経年変化を否定することが常に良いとは限らないことの一例である。要するに、無理に抗おうとせず自然体でいることこそが最も大切なことだと思うのだ。「アンチエイジング」についてこのような考え方もあるということを踏まえ、多角的な視点から番組作りに取り組んでいけば更に面白い番組になるのではないか。今後に期待している。
委員 やはり注目すべきは、アンチエイジングという概念を番組のコンセプトに掲げた点だと思う。高齢化社会を向かえ、加齢とどう向き合っていくか——加齢に抗して如何に若々しさを維持していくかは、いまや社会の大きな関心事になっている。特に団塊の世代にとっては如何に格好良く歳を重ねていけるか、加齢が避けては通れない自然の理だとしても、それとどう共存していくかは差し迫った課題となっている。団塊の世代は、主にラジオを聴いて育ってきた世代であり、その意味でもラジオ番組でアンチエイジングというテーマ設定をし、アンチエイジングにまつわる様々な情報を提供することは実に当を得た、意義のあることだと思う。番組内容についても、それぞれのコーナー展開が具体的でかつ分かり易い。ただ、外見などアンチエイジングの「肉体的側面」のみならず、心の健康や豊かさといった「精神的側面」についても取り上げていって欲しい。全体的にはアンチエイジングという番組のコンセプトから派生する制作意図は十分に成功していると思う。これからも様々な角度からの抗加齢に役立つ情報発信を期待している。
社側 貴重なご意見ありがとうございました。

(4)



7.審議会の答申又は改善意見に対してとった措置および年月日

   な  し

8.審議会の答申又は意見の概要を公表した場合におけるその公表内容・方法及び年月日
「番組審議会だより」 (第483回大阪放送番組審議会議事録の要約)
「中西ふみ子のきょうも元気に」内で放送
 放送日 平成17年12月7日(水)午前6時28分〜6時30分

「番組審議会だより」 (第483回大阪放送番組審議会議事録)
 ラジオ大阪ホームページ(http://www.obc1314.co.jp)に掲載


9.番組審議会の議事録の元本は事務局立ち会いのもと閲覧に応じる

10.その他の参考事項

   な  し

                                      以  上