| 社側 |
「POWER RADIO OBC」というインターネットと相互リンクを図った番組がこの4月にスタートさせた。火曜日は、オーケストラの指揮者である朝比奈千足氏をパーソナリティに起用し、番組のタイトルを「朝比奈千足の音楽千夜一夜」と題し、クラシック音楽を中心とした良い音楽に接してもらい、音楽の楽しさを味わっていただこうというコンセプトでお届けしている。
朝比奈氏自身が中学生時代にベニー・グッドマンに触発されクラリネットを始めているし、父親である朝比奈隆氏の影響を受けて幅広いジャンルの音楽に接してきている。選曲は朝比奈氏とスタッフとで行ない朝比奈氏の音楽経験を基に「いい音楽」「い演奏」
に主眼をおいて選曲している。2時間の番組内では、いくつかのコーナーを設置している。音楽に関係した「音楽歳 時記」、音楽に対する疑問について答える「音楽おさらい帖」。その日、その週に誕生日を迎えたリスナーにお祝いの歌をお届けしている「バースデーコーナー」。「お気に入りライブラリー」のコーナーでは、毎週テーマにちなんだ曲の中からもっともお気に入りの音楽をお届けしている。今回のテーマは、「星」「天体」であった。
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| 委員 |
リラックスした自然体の語り口で聴きやすくわかりやすい番組であった。もう少し語り口に緩急がほしい。朝比奈氏の「選らばせて頂きます」という表現は少しへり下りすぎだと思った。
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| 委員 |
朝比奈氏と阿部氏の明るい「かけあい」が、内容の「かたさ」をカバーして全体に親しみやすさを醸し出している。 |
| 委員 |
ラジオ大阪でクラシックの番組を放送するということに驚きを感じた。とてもすばらしいと思う。ただ、放送時間から考えるとどのような人がこの時間にクラシック番組を聞くのだろうかと思う。
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| 委員 |
番組冒頭に「いい音楽を、いい演奏で」と女性が言っていたが、「いい演奏」というのならば、誰の演奏なのかを必ず言ってほしい。演奏者のはっきりしない曲紹介がいくつかあった。
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| 委員 |
「星」をテーマに取り上げての選曲は良かったが、全体として多く盛り込みすぎているように思う。焦点をしぼって楽しくやっていけば、素晴らしい番組になる。
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| 委員 |
これまでは、どのようなテーマについて取り上げたのか? |
| 社側 |
これまでは「友人」「趣味」「祭り」などを取り上げた。 |
| 委員 |
感性の世界である音楽を取り上げているこの番組は、情操教育を広げる上ですばらしいものだと思う。一つのテーマでどんどん話題が広がっていくのが楽しい。ただ、どのようなリスナーを対象にしているのだろうかと気になった。 |
| 委員 |
「POWER RADIO OBC」はインターネットでも聴くことができるということだがどのくらいのアクセスがあるのか。 |
| 社側 |
ストリーミングで生放送をそのまま流すパターンとオンデマンドでその後一週間見ることができる。アクセス数は平日でだいたい1000ビュウ位のアクセスがある。たくさんの方に世界中からアクセスいただいている。 |
| 委員 |
クラシック音楽番組を、若い世代のリスナーは視覚と聴覚で聞くのだろう。若い人の新しい興味を引くための試みとして良いと思う。 |
| 委員 |
「星」がテーマと聞くと「星に願いを」「2001年宇宙の旅」などの音楽がかかるのかと思ったが、最後に「土星」がかかった。壮大で「星」を天体学、物理学、文学など色々な面から取り入れ宇宙の大きさを感じさせる番組であった。
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| 委員 |
興味を持って聴いた。やっと大人のが時間がラジオに帰ってきたという感じだ。かつてのラジオはこうであったように思う。冒頭の部分はこれから何かが始まると言う期待が持てた。
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| 委員 |
「歳時記」はどのような内容を取り上げたのか? |
| 社側 |
今回試聴いただいたテープは、七夕の話が中心であった。その他には、星占いの話をした。
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| 委員 |
選曲は朝比奈氏とプロデュサーの春日氏で行なっているとのことだが、聴きやすい番組として成り立たせるのはとても難しいことだと思う。音楽についてのトーク部分では、詳しく語り過ぎないところも大切だと思う。大人が聞くための時間帯としては、若干早い気もするが上質の時間だと思う。ラジオの本家帰りだと思った。 |
| 委員 |
上手く構成してあり、物語性がある。この番組はラジオに多い聴き流すタイプのものではなかった。ラジオの世界が変っていくという可能性を感じる。
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| 委員 |
音楽がとても良かった。ラジオとは音源なんだとあらためて思った。ゆったりとした環境で聴くとさらに音楽とおしゃべりが楽しく感じられる。
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| 委員 |
インターネットで番組を放送するというのも新しい試みだと思う。オンデマンドで好きな時間に耳と目で楽しむというラジオの聴き方は増えていると聞く。音もいいし、パソコンでは静かでいい環境で聞きながらかつ目でも楽しめる。新しい形の音楽番組だと思う。番組のホームページはまだまだシンプルな作りであったが、これからが楽しみだ。クラッシック音楽はあまり詳しくないので、程よい感じであった。音楽について突っ込みすぎるとコアなファン向けになってしまい楽しみにくくなるが、取り上げている音楽についての情報も入り口ではなく少し突っ込んだ部分なので聴きやすい。 |
| 委員 |
このような音楽番組は、30分程度ならしばしば存在するが、2時間という長い時間なので、朝比奈氏の豊富な知識と経験、スタッフの大変な努力があるのであろう。選曲がすばらしく上質で品のいいエンタティメント番組に仕上がっている。例えば「きらきら星」がフランス民謡からアメリカのアルファベットソングへと移行していく話も興味深く聴けた。
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| 委員 |
放送時間については、現在の時間ではやはり難しいのではないかと思う。日曜日の朝やもう少し遅い時間などの方が良いかもしれない。「ラジオの本家帰り」という意味なら特徴ある番組をこの時間帯に放送することは非常におもしろい。「POWER RADAIO OBC」は、ラジオの枠を越えた新しい取り組みとして興味を持って今後も見守っていきたい。同時に、今のラジオの枠内でのラジオそのものの存在価値を高めることにも並行して取り組んでほしい。
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| 社側 |
放送時間帯に関しては社内でも激論があった。クラッシック番組を今ごろという議論はあったが、結果としてこの時間で大人の層のファンを捉えることは出来ている。 |
| 委員 |
聞いていてとても感じが良かった。音楽家である朝比奈氏が音楽を通じて長い間貯めてこられた知識や経験を聴くのはやっぱり面白い。得した気分になる。専門的で難しい話になると入っていきにくくなるが、今回の試聴テープを聴く限りはわかりやすく、面白かった。最近は、表面をなぞるだけの、ラジオ番組を聴かされてきた気がする。その点、この番組は中身があって良かった。朝比奈氏あっての番組だと思う。「きらきら星」の話は知らなかったので、世界性がある気の利いた内容だと感心した。誰が聴いているのかによって選曲などいろいろ考えることはあると思うが、聴きなれたクラッシックから谷村新司やジャズなども聴くことができるので、OBCの夜の時間帯の看板番組になればいいと思う。
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| 委員 |
ホームページでスタジオの映像を見ることができたが、その他の映像はないのか? |
| 社側 |
スタジオに2台のカメラを設置して映像を配信している。現在は、著作権上の問題もあり、音楽は配信していない。
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| 委員 |
WEBとの連携と言いながら音楽配信に限界があるのが残念だ。音楽配信などが自由にできるのならば、フルコーラス紹介しなかった音楽をインターネットですべて聴
けるなどの機能が加わると楽しみが増えると思う。 |
| 委員 |
毎週一つのテーマで2時間を通すのは、やはり苦しいんのではないか。 |
| 社側 |
花言葉やバースデーコーナを間にはさんでいる。 |
| 委員 |
テーマはどのようにして決定しているのか? |
| 社側 |
季節感をベースに決定している。その他に、大人の人に楽しんでもらいたいという思いで決めている。
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| 委員 |
これまでにゲストはなかったのか? |
| 社側 |
クラシック音楽と落語は、どちらもクラシックであるという観点から桂米朝氏にゲスト出演いただいた。文化、芸術には垣根がないことを改めて感じた。
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| 社側 |
貴重なご意見ありがとうございました。 |