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[第465回 大阪放送番組審議会議事録]


1.開催日時   平成16年3月17日(水)午後2時00分〜3時00分

2.開催場所   クラブ関西

3.委員の出欠

  委員の総数 8名
 
  出席委員数 6名
 
  出席委員の氏名 井上チイ子、井上 宏、尾埜善司
河内厚郎、成瀬國晴、山口昌紀

 
欠席委員の氏名 江崎勝久、鈴木壽恵
 
  放送事業者側
  出席者の氏名
佐藤賢三、角野達雄、三谷良二
本村忠司、吉村直樹
 

4.議     題

  1)大阪放送 放送基準一部改正について(諮問)

  2)「桂こごろうのワイワイじゃーなる」内
      「省エネスマートライフ小噺特集」

  3)その他

5.議事の概要

  議題1)について
    社側から「大阪放送 放送基準」の一部改正の件について、資料をもとに説明を行ない、諮問
   した。

   「放送基準」について社側から次のような説明を行なった。

    民間送連盟が、自主規律を一層強固なものにするために、報道目的の明確化、健康情報・ショ
   ッピング番組に関する規定の整備、児童・青少年に関する規定の整備、消費者金融CMに関する
   条文の新設などの放送基準を、2004年4月1日付けで一部改正、新設することを決定した。
   これを受け、大阪放送株式会社 放送基準の一部改正、新設を行うため、番組審議会に諮問する。
   放送基準、6章32項「ニュースは真実に基づいて報道し、公正でなければならない。」を「ニュース
   は市民の知る権利へ奉仕するものであり、真実に基づいて報道し、公正でなければならない。」、
   33項「ニュース報道にあたっては、個人の自由を侵したり、名誉を傷つけたりしないように注意す
   る。」を「ニュース報道にあたっては、個人のプライバシーや自由を不当に侵したり、名誉を傷つけ
   たりしないように注意する。」、8章57項「医療および薬品の知識に関しては、いたずらに不安・焦
   燥・恐怖・楽観などを与えないように注意する。」を「医療や薬品の知識および健康情報に関しては、
   いたずらに不安・焦燥・恐怖・楽観などを与えないように注意する。」、11章73項「性衛生や性病
   に関する事柄は、医学上、衛生学上、教育上必要な場合のほかは扱わない。」を「性感染症や生
   理衛生に関する事柄は、医学上、衛生学上、正しい知識に基づいて取り扱わなければならない。」、
   74項「一般作品はもちろんのこと、たとえ芸術作品でも、極度に官能的刺激を与えないように注意
   する。」を「一般作品はもちろんのこと、たとえ芸術作品でも、過度に官能的刺激を与えないように
   注意する。」、75項「性的犯罪・変態性欲・性的倒錯などの取り扱いは特に注意する。」を「性的犯
   罪や変態性欲・性的倒錯を表現する場合は、過度に刺激的であってはならない。」、16章124項
   「医療・医薬品・医薬部外品・医療用具・化粧品などの広告で医師法・医療法・薬事法などに触れる
   恐れのあるものは取り扱わない。」を「医療・医薬品・医薬部外品・医療用具・化粧品・いわゆる健
   康食品などの広告で医師法・医療法・薬事法などに触れる恐れのあるものは取り扱わない。」と改
   正したい。
   また、新設条項として、59項として「いわゆるショッピング番組は、関係法令を順守するとともに、
   事実に基づく表示を平易かつ明瞭に行い、聴取者の利益を損なうものであってはならない。」、77
   項として「性的少数者を取り上げる場合は、その人権に十分配慮する。」、88項として「懸賞に応募
   あるいは商品を贈与した聴取者の個人情報を、当該目的以外で利用してはならず、厳重な管理が
   求められる。」、118項として「テレビショッピング、ラジオショッピングは、関係法令を順守するととも
   に、事実に基づく表示を平易かつ明瞭に行い、聴取者の利益を損なうものであってはならない。」、
   129項として「治験の被験者募集CMについては慎重に扱う。」、136項として「いわゆる健康食品
   の広告で、医薬品的な効能・効果を表現してはならない」、138項として「消費者金融のCMは、安
   易な借り入れを助長する表現であってはならない。特に、青少年への影響を十分考慮しなければな
   らない。」、140項として「投機性のある商品・サービスの広告は慎重な判断を要する。」を追加した
   い。
   また、今回の改正に伴い用語の修正なども行なった。

   委員の方からは次のような意見が出された。

   ・新設条項77項と現条項23項とが相反する内容ではないか。
   ・改正にあたり、問題を直視し、現場を含めた話し合いを行なうべきである。
   ・現条項74項が「極度」という表現から「過度」に変更されているが、具体的にどのような差がある
    のか。

   「大阪放送 放送基準」はあくまでも基準なので、厳密な具体例がない。放送に携わる際に、「大阪
   放送 放送基準」に照らし合わせ、議論を深め明確に対応していくよう、現場に徹底したい。
   
  議題2)について
   社側から「桂こごろうのワイワイじゃーなる」内のコーナー、「省エネスマートライフ小噺特集」につい
  て企画趣旨と内容概要を説明し、その後試聴し審議に入った。
  今回お聞きいただいたテープは、2月4日〜2月6日に放送した番組をまとめたものである。 

6.審 議 内 容

社 側  
電気、ガス、その他エネルギーが日常生活で常に供給され、それらを使用する電気製
品、ガス器具、自動車などが普及し、私たちの生活は便利で快適になっている。その一
方でエネルギー使用によって発生する炭素系排気ガスは地球の温暖化を進めている。
地球環境保護のためには、無駄なエネルギーを使わないことが私たちの生命の基盤と
なる地球を守ることになる。企業や事業による大量のエネルギー消費の一方で、私たち
の日常生活で使っている細かなエネルギーも寄せ集めると膨大なエネルギー消費になる。
無駄、不要なエネルギーを使わないための啓発として、ラジオ大阪ではエネルギー消費
の多い夏と冬に省エネキャンペーンを放送している。キャンペーンの方法として単なる告
知でなく、面白くて理解しやすく伝えたいという思いから創作小咄という形ででお届けして
いる。
落語家に「暖房の適温」、「テレビの待機電力」、「車のアイドリング」などを題材として小咄
を演じてもらい、ごくあたりまえの内容を落語を通して日常生活に取り入れてもらいたいと
考え企画したコーナーである。今回は2月2日から6日まで5日間、5人の落語家の方が
出演した。
 
委 員
エネルギーについて啓発をするという意図は理解できるが、小噺の内容と意図とが結
びつかなかった。暮らしの中のさまざまな場面で省エネに結びつくことがあると思うの
で、私たちが気が付かないことを喚起する内容がほしかった
 
委 員 アイドリングの小噺は、マナーにも結びついてくる問題なのでマナーについての言及が
ほしかった。全体として啓発したい内容と小噺との間に差があったような気がする。
 
委 員
小噺だけではどれほど無駄なのかが分からなかった。数値を挙げるなど具体的なエネ
ルギー消費についても、取り上げてほしかった。
 
委 員 番組としてはおもしろく、聞きやすかった。ただ、日常生活に「省エネ」を取り入れ る
きっかけになるほどの喚起力はなかったように思う
 
委 員 例えば、賞味期限切れになる食品を生産するためにかかるエネルギーや、サマータイ
ムを導入することで消費を抑えることができるエネルギーのように、日本人の消費中心
の生活スタイルの根本に迫るような「省エネ」を取り上げてほしい。
 
委 員 「省エネ」という意図を伝える手段として小噺で伝えるというアイデアは面白い。逆に小噺
を通して「省エネ」のアイデアを伝えるために、本来の意図が弱められたのではないか。
 
委 員 「省エネ」に取り組んでもたいした節約にはならないといった印象がある人も多いように
思う。「省エネ」することで発生する費用を超えるメリットなどを提示する必要がある。
 
委 員 「省エネ」をどのように取り組むと効果的か、などの提案をしたり、私たちの日常生 活で
どのような問題点があるのかを掘り起こしていけばもっと良い番組になる。
 
委 員 落語はどういう過程を経て創作されたのか?
 
社 側 こちらからテーマを提示し、内容は演じる落語家に一任した。
 
委 員 5日間という短期間なので日によっては落語の出来にばらつきがあるようだ。退屈を感じ
させてしまっては、良い企画が意味をなさなくなる。
 
委 員 省エネクイズで、選択肢をおもしろおかしくしているのであろうが、リスナーに役立つとは思
えない内容であった。例えば、リスナーから省エネのアイデアをもらって省エネグッズをプレ
ゼントするなどの方が良かったのではないか。
 
委 員 世代、性別、環境など世代により日常生活での省エネに対する考えの差も表れてくるだろ
う。我が家の工夫などのアイデアを募り、意見を寄せてもらうのも面白いのではな いか。
今後の展開に期待したい。
 
社 側 貴重なご意見ありがとうございました。
 

7.審議会の答申又は改善意見に対してとった措置および年月日

  な  し

8.審議会の答申又は意見の概要を公表した場合におけるその公表内容・方法及び年月日

  「番組審議会だより」 (第465回大阪放送番組審議会議事録の要約)
   「中西ふみ子のきょうも元気に」内で放送
   放送日 平成16年4月6日(火)午前6時28分〜30分

  「番組審議会だより」 (第465回大阪放送番組審議会議事録)
   ラジオ大阪ホームページ(http://www.obc1314.co.jp)に掲載

9.番組審議会の議事録の元本は事務局立ち会いのもと閲覧に応じる

10.その他の参考事項

  な  し

                                                 以  上