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[第463回 大阪放送番組審議会議事録]


1.開催日時   平成16年1月19日(月)午後1時30分〜2時30分

2.開催場所   クラブ関西

3.委員の出欠

  委員の総数 8名
 
  出席委員数 6名
 
  出席委員の氏名 井上チイ子、井上 宏、尾埜善司
河内厚郎、成瀬國晴
山口昌紀(書面参加)
 
欠席委員の氏名 江崎勝久、鈴木壽恵
 
  放送事業者側
  出席者の氏名
佐藤賢三、鈴木理司、角野達雄
三谷良二、本村忠司
 

4.議     題

  1)「歌に心あり!歌にドラマあり!」

  2)その他



5.議事の概要

  議題1)について
   社側から「歌に心あり!歌にドラマあり!」について番組企画の趣旨と概要を説明し、その
   後テープを試聴していただき審議に入った。      
   今回お聞きいただいたテープは、12月13日に放送した番組である。
 
6.審 議 内 容

社 側  
歌謡曲は聞く人の感性、想像力に強く働きかけることができ、時として聞く人の人生に
影響を与える。日本人の心を表現するする歌謡曲は、まさにラジオそのものである。
この番組は、ラジオで名作誕生秘話を放送することで、日本人の心を表現するにはもっ
ともふさわしく、広く歌謡曲の良さを訴えることがことできると考え企画した。毎週1曲を
取りあげ、名曲の生みの親である作詞家、作曲家に、曲誕生にまつわる「ドラマ」と「心」
をクローズアップし、自らの声で語るインタビューによって、曲の本質に迫ると同時に、
歌謡曲がたくさんの人々に愛されている理由なども伝えるような番組作りを行なってい
る。
 
委 員
「神田川」という有名な歌が、わずかな時間で作られたということを聞き驚いた。また、
深い愛情を表現したこの歌に「愛」や「恋」という言葉が使われていないことも以外に感
じた。これらのエピソードがゲストへのインタビューという形で紹介され、最後にその歌
がフルコーラスで流れてくる構成によって、深く、じっくりかみしめるように曲を聴くことが
でき効果的だと思う。
 
委 員 番組がスタートしたのはいつごろか?
 
社 側
昨年4月にスタートした番組である。
 
委 員 この番組は以前に放送を聞いた際、第一印象でとってもいい番組だと思った。この種
の番組はとても好感が持てる。テレビでも同じような内容を取り扱った番組はあるが、
ラジオとテレビとはまったく違う訴え方をしているので楽しめる。
 
委 員 音楽番組というよりは、ゲストとのトークが中心の番組で、その日のテーマとして取りあ
げた1曲以外歌はほとんど流れず、トークの内容もテーマの曲に関するエピソードに終
始している。そういう意味では、その1曲に興味がわかない聴取者にとっては、番組全
体がつまらなく感じるかもしれない。その日の1曲が番組を左右するので、曲の選出が
とても重要になってくる。
 
委 員 70年代に作られた曲の多くは、それまでのさまざまなジャンルの曲を消化し、日本人
独自のメロディーとして、日本人が好む叙情的なものに仕上がっている。このあたりの
ことを踏まえて選曲を行なうと広く一般の人が楽しめる番組となると思う。
 
委 員 今回の曲は世代的にみて、自分の世代より後の曲であったが、有名な曲だったので
違和感がなく聞くことが出来た。番組構成がよく、インタビューの間にナレーションが入
るので、全体的にめりはりが効いていて良かった。
 
委 員 お母さんのエピソードなどは、もう少し聞きたいと思った。ただ、番組のバランスを考え
るとこのくらいの配分がよいのかもしれない。
 
社 側 インタビューは1時間から1時間半のものを15分くらいにまとめている。前半に作家の
生い立ち、後半には曲のできるまでの誕生秘話で構成している。
 
委 員 思い出の話をだらだらと聞かさないテープ編集の上手さがあり、いいタイミングでナレー
ションが入るので聞きやすかった。
 
委 員 この番組のすばらしさは驚くべきものだった。今まで聞いた番組の中でNo,1である。
全体の構成が絶妙でナレーションとインタビューがさわやかであった。以前、CMと番組
内容との関わりについて問題提起をしたが、この番組はスポンサーと番組が渾然一体
となっていてとってもすばらしい。芸術家の内面を知ることが出来、よかった。番組として
は理想的な形だと思う。
 
委 員 喜多條忠の名前は知っていたが、どのような人物であるのかを番組を通して知ることが
できた。また、曲に対して持っていた疑問も解決することができ、番組の意図が成功して
ると思った。
 
委 員 今回の番組は、聞いていると映像を思い浮かべることができるような番組であった。
歌が誕生した背景そのものにもドラマはあるが、番組の構成にもドラマのような展開が
あって良かった。
 
委 員 お風呂屋さんのフルーツ牛乳や珈琲牛乳の話は、喜多條さんの個人的な話ではあった
が、当時の日本を映し出している。だから懐かしく、古いとは思わないで受け止められる。
同じ時代に生きた人でなくても、曲のイメージを楽しむことができると思う。
 
委 員 音楽、インタビュー、ナレーションの構成がしっかりしていた。時間の配分がきちんとさ
れており、切れ目切れ目がきちんとあり、聴いていて心地良かった。単に往年のヒット
曲を流すだけの番組とは異なり、30年前の歌を今に蘇らせるという思いが受け取れた。
エピソード、作詞時の話、過去の思い出などの創作プロセスをたどっていく構成は、新し
い切り口であり、曲の新しい一面を知ることが出来た。番組全体として、懐かしむだけで
はなく、今に蘇らせるということに工夫がされていた。これからもぜひ長く続けてほしい。
期待している。
 
社 側 本日は貴重なご意見ありがとうございました。
 

7.審議会の答申又は改善意見に対してとった措置および年月日

  な  し

8.審議会の答申又は意見の概要を公表した場合におけるその公表内容・方法及び年月日

  「番組審議会だより」 (第463回大阪放送番組審議会議事録の要約)
   「中西ふみ子のきょうも元気に」内で放送
   放送日 平成15年1月27日(火)午前6時28分〜30分

  「番組審議会だより」 (第463回大阪放送番組審議会議事録)
   ラジオ大阪ホームページ(http://www.obc1314.co.jp)に掲載

9.番組審議会の議事録の元本は事務局立ち会いのもと閲覧に応じる

10.その他の参考事項

  な  し

                                                 以  上