| 社 側 |
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本日審議していただく「ニュースパレード」は昭和34年にスタートした。現在、東京の
文化放送をキイ局として、全国の民間放送ラジオ31局が同時放送している。
リスナーの情報に対する欲求にこたえるため、速報性や企画性に富んだ番組制作を
目指すと同時に、ラジオニュースは音が最大の武器であるという伝統も守り続けてい
る。
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委 員
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取り上げるニュースによっては、専門家を呼んで解説してもらうなどの方法で深く追求
していって欲しい。
問題の切り口が画一的すぎる印象を受ける。角度を変えてみるとか、社会的な枠組み
の問題にまで持っていけることを期待する。
映像がなくても企画や取り組み方次第で、ラジオにしか出来ない深みのある報道が
無限に出来るので期待している。
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委 員
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関西経済の実態をシリーズで取り上げているが、焦点を絞ったよい企画と思う。
視覚に訴えられないので聞き逃してしまうことが多いのは残念だ。
インタビューの部分では素人の話しは聞き取りにくいのでアナウンサーのフォローに
工夫がほしい。
大阪弁のナレーションは親しみやすく印象に残るものだった。
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| 委 員 |
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大阪の優秀な企業がなぜ東京に流出してしまうのか、「なぜ」の答えが曖昧だ。全体
に取り上げているテーマが言い古されたもので、今さらという感じだ。
添付資料にキイ局とあるがどういうものか。
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| 社 側 |
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この番組の中身を決める編集権を持ち、ローカル局から集めた素材を取捨選択して
全国へ発信する放送局である。
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| 委 員 |
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大阪で聞いている人は大阪発のニュースを聞きたいと思うが、大阪オリジナルのニュー
スパレードは出来ないのか。自分たちが主体のニュースでないと「なぜ」を追求していけ
ないのではないか。社会現象ひとつとっても、構造的な問題、政策的な問題に大阪はど
んな対応をするのか。そこまで持っていってほしいと思う。
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| 委 員 |
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この番組は新聞でいうと見出しを集めたようなものだ。見ただけで中身が全部わかった
氣にさせられるかどうか、見出しも大切で知恵もいる。この番組は中身は期待せず見出
しと割り切って聞けばよい。
時間に制約があるからだと思われるが、垂直的な掘り下げがなく建前だけのしゃべりに
なっている。取り上げているテーマは狙いのよいものだから、見出しなりの工夫によって
おもしろいものになる筈だ。
聴覚に訴える工夫として、大阪弁をおもいきって使ってみるのもニュースのパターンをう
ち崩すのによいかもしれない。
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| 委 員 |
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50年近く続いている番組ということだが、世の中の急速な変化の中で、やり方を変えず
よく続いているなという感じだ。シリーズ企画は年に何回位やるのか。
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| 社 側 |
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年に2〜3回取り組んでいる。夏なら音をメインにした企画ものを各局に配分したり、ひ
とつのテーマを全国の局で取り組み、それぞれの地方の違いを出すという企画もある。
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| 委 員 |
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全国放送で大阪弁が馴染むのかどうかだがローカル色も出したい。
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| 社 側 |
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大阪弁は全国的に認知されていることばだが、沖縄の言葉でのニュースは無理。標準
語になる。
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| 委 員 |
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建前だけのしゃべりは面白くないし物足りない。コメントをもらう人選も大切になってく
る。本質にせまらないと、ピントはずれになりおもしろくない。聞き手の役割も大切で、
折角の話をくだらないものにしてしまうことがある。
大阪商大で始まった起業家のための基地ラボについては、興味深いおもしろいテー
マだ。一般の人には馴染みがなく理解しずらいのはもったいない。わかりやすい説明
を加えてもらい、これからも続けて取り上げていって欲しいテーマだ。
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| 委 員 |
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単純な構成、現場の声がその人の言葉で聞け、新鮮なことが50年近く続いた大きな
要因だ。15分間という短い時間では深く掘り下げることはむつかしいが、大阪の局と
して企画ものを扱えるのは素晴らしいので、大阪に貼られたレッテルを確認するので
はなく貼り直してみるとか疑ってみることも必要だ。
企画を考えるとき、「なぜ」を深く掘り下げて、表面に見えないものを探って欲しい。
インターネットでは見られない違った視点、切り口、ラジオの特性を生かしたもので勝負
して欲しい。番組終了後にホームページでもう一度素材を生かせないか。
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| 社 側 |
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4月からニュースパレードのホームページを開設する予定がある。その日のニュースが
もういちど聞けるほか、過去に扱った貴重なニュースも聞けるようになる。
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| 社 側 |
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今日は貴重なご意見をありがとうございました。
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