| 社 側 |
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本日審議していただく「なくしまひょ!ひったくり」は、今年10月から始まった番組
で日曜日の午後5時25分から30分まで放送している。大阪のひったくり件数は、
24年間連続日本一という不名誉な記録を更新し続けている。
この番組は単純な犯罪手口で、被害の防御方法もわかっているにもかかわらず、
いっこうに減らないひったくり事件を番組を通じて広く訴えることによりひったくりが
減り安心して生活ができるようにとの願いを込めて取り組んでいる。
「ひったくり防止キャンペーンスポット」は10月2日から1日5・6本を1年間放送する
ことになっている。
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委 員
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インタビューでの話はことばが不明瞭なため、わかりにくいところがある。繰り返すな
どして聞いている人に内容が伝わる努力が必要だ。
未成年の犯罪が多いということだから、罪の大きさや、捕まればどんな罪になるのか、
親にも大きな負担がかかるのだということを強く教えるべきだ。
これらを伝えていくことはメディアの役割だと思うので良いキャンペーンだ。
これ以外の日本一に交通マナーの悪さがある。ぜひ次のキャンペーンに進めていって
もらいたい。
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委 員
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加害者を対象にするのか、被害者を対象にするのか明確にしたらどうか。
ひったくりがどのような状況で多く発生しているのかを、はっきりさせれば加害者が見え、
被害者も見え共通点がでてくるのではないか。
番組内で卑劣だと言う言葉が使われているが、若者には理解しにくい言葉だ。社会的
責任はどうなるのかというように具体的に話す方が、抑止力になる。
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| 委 員 |
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更生のプロセス、被害者のその後も取り上げてほしい。
以前交通マナーの悪さに関するコマーシャルが流れていたが、コマーシャル自体が成
功しただけのように思える。
ひったくり日本一を連発することはいいのかどうか。ことばだけが一人歩きしているよう
でこわい。おもしろがって、軽く遊び感覚で話題にしてしまいそうだ。
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| 委 員 |
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アプローチの仕方でピンボケにもなるのでむつかしいと思う。犯罪を犯した結果、過酷
な結末があったことを具体的に伝えていないので番組でそれが見えてこない。
ひったくりは単純な方法でお金が入り被害も少なくて手っ取り早い方法と子供たちは
計算している。つけいられすきを作っている大人の方が意識改革し反省すべきで、深
刻に考えさせられる番組だ。
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| 委 員 |
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加害者である未成年者、被害者である50代、60代の女性といずれもAMラジオをよ
く聞いている層で、ぴったりあったキャンペーンだ。地域のメディアとしてラジオの使命
でもある。ぜひ聞いてもらえるよう放送時間を考慮してほしい。
実際に被害を受けた人に話を聞いたら防止策がはっきりしてくるのではないか。
加害者の動機の話は、助長する危険があるので注意が必要だ。大きな犯罪の入り口
になることを教えていくべきだ。キャンペーンのお知らせで終わらせないでほしい。
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| 委 員 |
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キャンペーンとは世論を喚起し目的を果たすことだ。何を核にしてやるかが大切だ。
24年間日本一ひったくりの街大阪は、恥ずかしいと思いますよを核においているのは
組立てが間違っているように思う。日本一が何度も出てきて、これだけが一人歩きして
いて印象に残りイヤな気持ちになる。
わかりやすく“なくそう”と訴えかけ世論を喚起するキャンペーンを展開してほしい。
ひったくりは犯罪、やればどういう罰になるのか。親の責任はどうかなど広く知らせるべ
きだ。
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委 員
(書面参加) |
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大阪からひったくりをなくすのが番組のテーマなら誰に何を聞いてもらいたいのかを具
体的にすべきだ。
(1)ひったくりをなくすために加害者を対象にした番組にする
加害者の7割が未成年者というにもかかわらず放送時間が若者がラジオを聞く時
間帯でない。
また事例を読み上げるだけでは共感を呼べないし、加害者は現在更生しているとの
説明だけでは抑止力に欠ける。
(2)ひったくりをされないようにするために被害者等を対象にした番組にする
ひったくりをされないように気をつけようというだけでは根本的な解決策にはならない。
ラジオを通じ犯罪の抑止に貢献するために放送時間・出演者(進行係)・対象・企画
意図・放送内容に検討の必要がある。
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| 社 側 |
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今日は貴重なご意見をありがとうございました。
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