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[第432回 大阪放送番組審議会議事録]


1.開催日時   平成12年11月20日(月)午後2時〜3時

2.開催場所   クラブ関西

3.委員の出欠

  委員の総数 10名
 
  出席委員数 7名
 
  出席委員の氏名 井上 宏、井上チイ子、尾埜善司
河内厚郎、辻本幸夫、成瀬國晴
山口昌紀(書面参加)
 
  欠席委員の氏名 江崎勝久、大野正雄、小松満貴子
 
  放送事業者側
  出席者の氏名
豊治良夫、荒井憲治、角野達雄
山本民時、吉村直樹
 

4.議     題

 1)「なくしまひょ!ひったくり」
    平成12年10月15日・22日・29日・11月5日(計4本)
       (日)午後5時25分〜午後5時30分 
   「ひったくり防止キャンペーンスポット」<2タイプ>
       (ランキング発表編)(おばちゃんの会話編)
    平成12年10月2日から1年間適宜放送

 2)その他

5.議事の概要

 議題1)について

   社側から、「なくしまひょ!ひったくり」と「ひったくり防止スポットキャンペーン」について番組
   の企画主旨と内容の概要を説明し、その後テープを試聴して審議に入った。
   試聴テープは10月15日、22日、29日、11月5日放送分4本と「ひったくり防止スポット」
   2タイプ。

6.審 議 内 容

社  側  
本日審議していただく「なくしまひょ!ひったくり」は、今年10月から始まった番組
で日曜日の午後5時25分から30分まで放送している。大阪のひったくり件数は、
24年間連続日本一という不名誉な記録を更新し続けている。
この番組は単純な犯罪手口で、被害の防御方法もわかっているにもかかわらず、
いっこうに減らないひったくり事件を番組を通じて広く訴えることによりひったくりが
減り安心して生活ができるようにとの願いを込めて取り組んでいる。
「ひったくり防止キャンペーンスポット」は10月2日から1日5・6本を1年間放送する
ことになっている。
 
委  員
インタビューでの話はことばが不明瞭なため、わかりにくいところがある。繰り返すな
どして聞いている人に内容が伝わる努力が必要だ。
未成年の犯罪が多いということだから、罪の大きさや、捕まればどんな罪になるのか、
親にも大きな負担がかかるのだということを強く教えるべきだ。
これらを伝えていくことはメディアの役割だと思うので良いキャンペーンだ。
これ以外の日本一に交通マナーの悪さがある。ぜひ次のキャンペーンに進めていって
もらいたい。
 
委  員
加害者を対象にするのか、被害者を対象にするのか明確にしたらどうか。
ひったくりがどのような状況で多く発生しているのかを、はっきりさせれば加害者が見え、
被害者も見え共通点がでてくるのではないか。
番組内で卑劣だと言う言葉が使われているが、若者には理解しにくい言葉だ。社会的
責任はどうなるのかというように具体的に話す方が、抑止力になる。
 
委  員 更生のプロセス、被害者のその後も取り上げてほしい。
以前交通マナーの悪さに関するコマーシャルが流れていたが、コマーシャル自体が成
功しただけのように思える。
ひったくり日本一を連発することはいいのかどうか。ことばだけが一人歩きしているよう
でこわい。おもしろがって、軽く遊び感覚で話題にしてしまいそうだ。
 
委  員 アプローチの仕方でピンボケにもなるのでむつかしいと思う。犯罪を犯した結果、過酷
な結末があったことを具体的に伝えていないので番組でそれが見えてこない。
ひったくりは単純な方法でお金が入り被害も少なくて手っ取り早い方法と子供たちは
計算している。つけいられすきを作っている大人の方が意識改革し反省すべきで、深
刻に考えさせられる番組だ。
 
委  員 加害者である未成年者、被害者である50代、60代の女性といずれもAMラジオをよ
く聞いている層で、ぴったりあったキャンペーンだ。地域のメディアとしてラジオの使命
でもある。ぜひ聞いてもらえるよう放送時間を考慮してほしい。
実際に被害を受けた人に話を聞いたら防止策がはっきりしてくるのではないか。
加害者の動機の話は、助長する危険があるので注意が必要だ。大きな犯罪の入り口
になることを教えていくべきだ。キャンペーンのお知らせで終わらせないでほしい。
 
委  員 キャンペーンとは世論を喚起し目的を果たすことだ。何を核にしてやるかが大切だ。
24年間日本一ひったくりの街大阪は、恥ずかしいと思いますよを核においているのは
組立てが間違っているように思う。日本一が何度も出てきて、これだけが一人歩きして
いて印象に残りイヤな気持ちになる。
わかりやすく“なくそう”と訴えかけ世論を喚起するキャンペーンを展開してほしい。
ひったくりは犯罪、やればどういう罰になるのか。親の責任はどうかなど広く知らせるべ
きだ。
 
委  員
(書面参加)
大阪からひったくりをなくすのが番組のテーマなら誰に何を聞いてもらいたいのかを具
体的にすべきだ。
(1)ひったくりをなくすために加害者を対象にした番組にする
  加害者の7割が未成年者というにもかかわらず放送時間が若者がラジオを聞く時
  間帯でない。
  また事例を読み上げるだけでは共感を呼べないし、加害者は現在更生しているとの
  説明だけでは抑止力に欠ける。
(2)ひったくりをされないようにするために被害者等を対象にした番組にする
  ひったくりをされないように気をつけようというだけでは根本的な解決策にはならない。
  ラジオを通じ犯罪の抑止に貢献するために放送時間・出演者(進行係)・対象・企画
  意図・放送内容に検討の必要がある。
 
社  側 今日は貴重なご意見をありがとうございました。 
 

7.審議会の答申又は改善意見に対してとった措置および年月日

 な    し

8.審議会の答申又は意見の概要を公表した場合におけるその公表内容・方法及び年月日

 「番組審議会だより」 (第432回大阪放送番組審議会議事録の要約)
 「中西ふみ子のきょうも元気に」内で放送
 放送日 平成12年12月12日(火)午前5時17分〜5時19分

 「番組審議会だより」 (第432回大阪放送番組審議会議事録)
  ラジオ大阪ホームページ(http://www.obc1314.co.jp)に掲載

9.その他の参考事項

 な し

                                               以    上