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[第425回 大阪放送番組審議会議事録]


1.開催日時   平成12年3月17日(金)午後2時〜3時

2.開催場所   クラブ関西                

3.委員の出欠

  委員の総数 10名
 
  出席委員数 7名
 
  出席委員の氏名 井上 宏、井上チイ子、河内厚郎、小松満貴子
辻本幸夫、成瀬國晴(書面参加)
山口昌紀(書面参加)
 
  欠席委員の氏名 江崎勝久、大野正雄、尾埜善司
 
  放送事業者側
  出席者の氏名
豊治良夫、荒井憲治、山本民時、角野達雄
猪飼裕實、内田 修
 

4.議     題

 1) 「2000 大阪国際女子マラソン実況中継」 1月30日(日) 正午〜午後3時放送

 2) その他

5.議事の概要

 議題1)について

  社側から「2000 大阪国際女子マラソン実況中継」について番組の企画主旨と
  内容の概要を説明し、その後テープを試聴して審議に入った。

  番組試聴テープ 平成12年1月30日(日)に放送した番組である。

6.審 議 内 容
 
社  側  
本日審議していただく「2000 大阪国際女子マラソン実況中継」は、毎年行われて
いる大会をラジオ独占中継している。
今年は特にシドニーオリンピックの選考レースであることを意識し、例年以上に順位
やタイム、先頭集団の人数や名前などを頻繁にアナウンスさせるなど、的確な情報と
的を射た解説での「わかりやすい中継」を心がけた。
演出面でも、選手の事前インタビューや監督、コーチのインタビューを随所に放送した
り、レースや選手にまつわるホットな話をレポートするなどの工夫をした。
 
委  員
(書面参加)
今回はシドニーオリンピック代表選考レースのため社会的関心が高かったかと思うが
レースの状況以外にも注目選手のレース前のコメントや順位、タイムが頻繁に入って
おり、良かったと思う。
女子マラソンということで、女性のスターターや女性の解説者が起用されているので、
メイン実況のアナウンサーも女性の方がよかったのではないだろうか。
レポーターの伝える選手の汗の量といった情報も、マラソンの大変さや選手の辛さな
どがリスナーによくわかったと思う。
 
委  員
(書面参加)
情緒的なものがあるためか、マラソンは日本人が好むスポーツだが、未知の国や都
市の風景や季節の移ろいをランナーと共に知らせてくれるところもマラソンの楽しみで
ある。
ラジオは、その視覚的な部分を聴覚にとどけなければならない義務があり、またそれ
でしか味わえない醍醐味もあると思う。
スタジオ内とは違い、戸外での実況中継は他の音が気になって声を張りすぎる傾向
がある。そのため早口になり、リスナーに届く声が聞き取りにくくなりがちで、聞き違え
そうなところもあった。
解説は興味が持てる内容で楽しく、ゼッケンの秘話や食べ物の話も女性ならではと感
じた。また、大阪城公園の情景も良いレポートで、女子マラソンにちなんだ女性の起用
も良かった。
中継地点の変更でやむを得なかったとは思うが、ゴール前のデッドヒートではアナウ
ンサーが代わらずに、一気に盛り上がりたかった気がした。
 
委  員 鮮やかな印象の放送で非常に良かった。解説やレポートも新鮮な驚きのある情報ば
かりだった。
大阪や大阪の人を「ラテン的」「熱狂的」と言うのは、もう当たり前のような表現で、
悪くはないのだが工夫が必要ではないか。他のメディアにも共通して言えることだが、
マスコミ側がワンパターンな大阪のイメージを表現し、定着させてしまっている気がす
る。
また選手の夫を紹介する時に「ご主人」と言っていたが、若い世代では特に抵抗があ
るのではないだろうか。
 
委  員 昨年にくらべて、女性の出演者が随分増えたが、メインの実況アナウンサーも女性で
あってほしい。
「ご主人」表現は、やはり抵抗感がある。放送内容はとてもドラマティックで解説も的確
だった。
途中で走れなくなった選手について「リタイア」と言っていたが、マラソン選手じたいを
辞めてしまうように受け取れた。
 
社  側 「棄権」という表現の方がよかったかもしれない。
 
委  員 テンポが良く、解説も大変おもしろくてためになった。事前取材のインタビューも細かく
サービスのよい番組だった。
毎年同じコースで走っていて、特に今年のリディア・シモン選手は3連覇がかかってい
たのなら、その地点地点での昨年との比較もあると尚良いのではないか。
「ご主人」表現については、自分の配偶者以外には「夫」「妻」とは言いにくいのだが、
パンフレットには「夫の勉さん」と書かれていた。これならば敬称もついているので言
いやすいだろうし、スマートで受け入れやすいだろう。
 
委  員 解説については、ひとつひとつが納得したり感心できたりして本当に良かったと思う。
選手のユニフォームなど色彩のアナウンスに見えない分だけの努力が窺える。
「インパクトのある走り」などという表現は抽象的でわかりにくいので、具体的に話して
ほしかった。
 
委  員 リズム感のある放送だった。男性アナウンサーの興奮調と女性の穏やかな解説の
調子とのバランスもよく、聴き心地のよいものになっていた。3時間もの放送になると、
ずっと同じ調子では疲れるし、そのあたりの配分がよくできていた。
年々の厚みを増して改善されてきていると感じる。
 
社  側 今後の参考にしたい。今日は貴重なご意見とご忠告をありがとうございました。
 

7.審議会の答申又は改善意見に対してとった措置および年月日

 な    し

8.審議会の答申又は意見の概要を公表した場合におけるその公表内容・方法及び年月日

 「番組審議会だより」 (第425回大阪放送番組審議会議事録の要約)
 「秀華です けさのお目覚めは?」内で放送
 放送日 平成12年3月23日(木)午前5時20分〜5時22分

 「番組審議会だより」 (第425回大阪放送番組審議会議事録)
 ラジオ大阪ホームページ(http://www.obc1314.co.jp)に掲載

9.その他の参考事項

 な し

                                               以    上