| 社 側 |
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本日審議していただく「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」は、毎年12月24日
正午から25日正午までの24時間の生放送を主軸に展開している活動で、視覚
障害者と晴眼者とのふれあいをテーマに募金活動を行い、「音の出る信号機」の
設置や「声のライブラリー」の充実などをはかっている。
今回の放送では募金活動ばかりに集中せず、視覚障害者の現状を晴眼者も共に
考えていくことを意識し、行政の取り組みの検証なども試みた。
メインランナーの里見まさと・亀山房代コンビも2年目になり、初年度よりもパワー
アップできたのではないかという感想を持っていた。
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委 員
(書面参加) |
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2回目の担当となるメインランナーのまさと・亀山の真面目型のキャラクターが、
こうした番組によく適応しているようで好感が持てる。
募金する人の声、視覚障害者自身の声、募金がどう使われているのかなど、視覚
障害者をめぐっての問題が多面的に出されていてよかった。
今の街のあり方がどんな風に感じるのかを障害者自身が語った部分が最も心ひか
れた。普段私たちが慣れっこになって気のつかない点を指摘し、視覚障害者からの
世界を様々な角度からもっと紹介してもよい。
スタジオをセンターにして多元中継で各所をつなぎ、全国9社のラジオネットで日本を
カバーして社会的統合をはかるキャンペーンの方法は、マスメディアとしてのラジオ
の特徴がまだまだ生きていることを思い知らされたような気がする。
メディアが細分化し、その個人利用の傾向が強まる中で、マスメディアとしての特徴
やラジオの同時性を生かした番組作りとは何なのかを考えさせられた。
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委 員
(書面参加) |
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24回のキャンペーン、31億円の募金、まさに「継続は力なり」と言える。「音の出る
信号機」の設置など、目の不自由な方に少しでも暮らしやすい環境づくりに寄付金を
役立てていることは、そういった方にも楽しんでもらえるラジオの特徴を活かしており
番組自身のコンセプトもしっかりしていると感じた。
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| 委 員 |
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企画が素晴らしいし、番組の特質に敬意を表したい。視覚障害者自身が語る言葉が
光っているし説得力がある。反面、そのほかの部分がくすんで感じる。
笑いとユーモアは違うと思うし、こういった番組でははしゃいでやることが空疎に聞こ
える。また、大衆の声が聞こえてこないと思った。
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| 委 員 |
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メインランナーふたりの前向きさやさわやかさは伝わるのだが、こういったテーマの
番組では、特に、他の出演者もふくめて言葉の使い方の端々で気になるところが目
立った。
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| 委 員 |
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ラジオというメディアがテレビと違って、日常的に晴眼者と視覚障害者のメディアなの
だという当たり前のことを改めて考えさせられた。特に、視覚障害者自身の話にはと
ても考えさせられた。
音だけを頼りに生活しているというのがどういうことなのか、普段は考えていないし、
日常の中では気付かずに見過ごしている。本来、ラジオ以前に行政が果たすべき
役割ではないかとも思うのだが、政治家等のゲストはいたのか。
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| 社 側 |
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当初考えていたこともあったのだが、今回は実現しなかった。
今回の放送終了後に出演者とも行政側の出演はぜひ実現したいという話をした。
ぜひ次回は実現させたいと考えている。
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| 委 員 |
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今回新たに「笑い」という要素を取り込んだとあるが、その意味合いは何なのか。
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| 社 側 |
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「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」という活動を今までで認知されている枠だけで
なく、枠自体を拡げていきたいという意図があった。
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| 委 員 |
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日常的にも、ラジオというメディアの特質として「音」の有効性を考えて欲しいが、この
ような主旨の番組では特に、例えば「音の出る信号機」の実音など、音を使った工夫
がもっと欲しいところだ。
メインのふたりはしっかりとした司会ができていて好感が持て、続投も望ましいのでは
ないか。今後もさらに充実して継続させていってほしい活動だ。
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| 社 側 |
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今後の参考にしたい。今日は貴重なご意見とご忠告をありがとうございました。
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